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​〇Story Settings

┗地球

行き過ぎたグローバリズムにより経済格差が拡大。

人々は分断され、社会システムが荒廃し、

全てが金を基準にして考えるのが当たり前となった世界。

国家観の喪失により、かつてあった国は崩壊。

今や大企業だった資本家達が世界を支配している。


その世界のどこかに存在すると言われる上級民の住む社会(ユートピア)と、

ユートピアへの供給物資を生産する為の社会(ディストピア)が存在している。

ユートピアは永遠の楽園と言われ、

病にも災害にも何の心配もせず、年老いることもなく暮らせると言われている。

 

ディストピアは常に監視、管理されており、個人の行動がかなり制限されている。

そこで生きる人々は、ユートピア民の生活に必要なあらゆるものを生み出さなくてはならない。

​ ┗通称"Virtual Insanity"

地球人類で、肉体を棄て、デジタル精神体となった人々の電脳世界。

デジタル化された世界なので不老不死。

触感、臭感、味感は一切感じることができない視覚、聴覚情報しかない世界。

 

人々は他者の存在も、自分の存在すら不確かに感じている。

リアリティのない永遠の日々を過ごすことに、辟易している。


人々の拠り所は、娯楽プログラムと、芸術や作品。

作品を共通、共有することが他者と共感しあえる、自分の存在を実感できる唯一の手段。

人々はこぞって作品制作に取り組む。

 

しかし、何をどうしても、

地球にあった作品にある

"何か"を表現することができない。

デジタル世界のため、シミュレートされたものしか構築できない。

"何か"を表現できない原因はそれだと考える人が多かった。

そんな時、「Lost Seasons」なら、その"何か"が表現できるかもしれない、

そんな噂が広まり、娯楽プログラム「Lost Seasons」がブームとなる。

 ┗Lost Seasons

プログラム「Lost Seasons」の世界。

ここでは姿かたち、出生、名前も全く異なる人物として、

触感、臭感、味感を伴い、

世界Aのようなリアリティを体感することができる、

3歳からスタートする人生体験ゲームの世界。

 

「Lost Seasons」内で制作した作品は、

世界Bにトランスポートすることができる。

 

世界Aのようなリアリティがあるため、

世界Bでできなかった"何か”を表現することが可能かもしれない。

ゲームはいつでも途中でを諦める、やり直すことができる。

その手段として、「リセット」と「デリート」が存在する。

・「リセット」
使用したキャラクターは「Lost Seasons」に存在させたまま、

ゲームを諦める。

・「デリート」

ゲームを諦める際に、キャラクターも消去する。
また、ゲーム内で違反行為などがあった際に、

キャラクターが強制的に消去される。

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